耳垢は調整された補聴器の特性を崩してしまいます
オカリナに吹き込まれる息の音の元々は、サーという音で、広い範囲の音が混ざり合った白色雑音といわれるものです。練習中の、音にならない口笛の音と同じと思えば分りやすいですね、あのフーフー、シューシュー、サーサーの音です。
ところが、オカリナには、内部空間の大きさと、開いた穴との組み合わせによる共鳴周波数があって、吹き込まれる息は強さなどの条件が揃って共鳴性がより強くなると、白色雑音は共鳴周波数で共鳴して、あの綺麗なピーやポーの音になります。 ・・・口笛も同じです。口笛の場合は口に中で、舌などが空間の大きさを変え、唇のつぼめ方で開いた穴の大きさが変わり、その結果、共鳴周波数が変わります。
オカリナの場合は、内部空間の大きさは変わりませんが、指が押さえる穴を替えると、共鳴周波数も変わり、オカリナが作る音は変わります。
補聴器の音の出口にも、ピーやポーの音にはなりませんが、共鳴周波数があって補聴器から出てくる音は影響を受けています
音を再生する補聴器のスピーカと耳垢ガードの間にも空間があり、耳垢ガードには複数の穴が開いています。耳垢ガードと鼓膜の間にもやはり空間があります。これらの間にも共鳴周波数はあり、耳垢ガードの穴に耳垢が溜まったり、耳垢ガードとスピーカの間に耳垢が入ると、共鳴周波数も変わってきます。従って、耳垢は補聴器の出力特性を替えてしまい、せっかくお使いになる方の聴力特製を元に、繊細な調整を施した補聴器は、出力特性が変化してしまいます。
そこで、耳垢などの汚れを上手に取り除いてくれるクリーナが重要で、EagleVACの出番になります
お分かりいただけたと思いますが、補聴器は常にクリーニングで耳垢が無い状態を維持し、補聴器が調整されたときと同じ状態にしなければ、どのように高価な物をお求めになっても、正しい調製結果を利用することはできず、宝の持ち腐れになってしまいます。是非、EagleVACを補聴器の性能発揮のためにご愛用ください。