しかし、ACアダプタの代替を求めるとき、ACアダプタのプラグサイズが不明では購入したACアダプタが使用できないこともあり、またそのプラグサイズは購入者が自己責任で調べる必要がありますが、内径を計測する方法が分からないために、ご自分が求めるACアダプタのDCプラグサイズが分からない方が大変多いのです。ここに示す方法は簡易のものですが費用もかからず、意外と便利です。大げさですが多くの方が利用してくださるよう期待します。
ご注意 ・・ 確実性を必要とする場合は他の方法を探して計測すべきです。
ACアダプタの出力コネクタに多用されているDCプラグは・・、先ず、“DCプラグ”と言えばプラグ部が筒状で、筒部分の外形が5.5φ(直径=5.5mm)で、その長さが9.5mm -- 11mm前後のものがほとんどです。ところが、DCプラグを挿し込むDCジャックのセンターピンは直径が2.1φ(直径=2.1mm)のものと2.5φ(直径=2.5mm)のものの2種類があります。当然、DCプラグの側も2.1φ用と2.5φ用の2種類があります。この2者は目視の判断は容易ではなく、ACアダプタの扱いに慣れているものでも迷うものです。その上、鉛筆立てにあるような物差しでは計れず、同様にノギスなどを用いてもほとんど計ることができません。また、たまに外径が6φのプラグもあり、注意が必要です。
ここに説明する簡易サイズチェック法は身近にある物を用いて2.1φか2.5φか区別するものです。更に。外径の寸法も5.5φか6φかを区別するもので、共に特別なゲージなどを購入することなく身近にある物を用いてチェックすることができます。
爪楊枝なら、どこにでもあると思います。コンビニのお弁当の割り箸とセットで箸袋に入っている、頭部分を楊枝置きにするためとのことで、簡単に折れるように括れ(くびれ)が入った、あの木製の楊枝です。コンビニ弁当に限らず、要するにどこにでもある爪楊枝です。中には寸法が特殊なものもあるかもしれませんが、意外と、大抵は直径が2.2φか2.25φ程度に仕上がっています。
この楊枝の頭部分を(折らずに)DCプラグのセンターピン穴に軽く挿し込んでみて、簡単に奥まで入れば2.5φのセンターピン用、センターピン穴の入り口で閊えれば2.1φのセンターピン用と見てよいと思います。心配なら、何箇所かで手に入れた爪楊枝で試してみるのもよいと思います。
2穴ホールパンチであけた穴、直径は約6φです。システム手帳のリフィルに開いている穴、直径は5φです。DCプラグを2穴のホールパンチで開けた穴に通してみて、少し余裕があって、かつシステム手帳のリフィルの穴には通らなければ、そのDCプラグの外径は5.5φと見てよいと思います。
2穴ホールパンチであけた穴にピッタリ隙間無しで通るなら6φとみてよいと思います。